死ぬまで一生愛されてると思ってたよ

オレンジ

こんにちは、マスオです。

もうすぐこのブログも終わるこんな私の事は忘れてね

という気分です。

さて今日は、メジャーデビューアルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』より『オレンジ』について語ります。

ってかこのMV過激過ぎでしょ笑。

この曲もあまりにも有名ですね。

実質クリープハイプをメジャーに導いた曲でありクリープの曲の中で一番好きなファンも多いと思います。

ライブやフェスでも鉄板曲として演奏する事が多いですね。ただ最近は脱・オレンジなのかあまりやらなくなりましたけど。

尾崎さんはこの曲について「いつも通り作った」「むしろスタジオで鳴らしていても微妙だった」そうなんですが、人気曲になりましたね。

時として作り手の想像を超える事があるというのは何だか面白い話ですね。

曲調としては夜、もしくは薄暗い早朝をイメージできるミドルテンポなロックナンバーで、イントロのギターリフが印象的なのも小川さんならでは。

個人的にはこの歌詞の『オレンジ』は夕焼け、もしくは朝焼けの事なんじゃないかと思います。

よくミュージャンの曲なんかで1日が過ぎる事を『夜を越える』という歌詞で表現する事がありますが、尾崎さんはこれを『あのオレンジの光の先へ その先へ行く』と表現していると思いました。

冒頭のサビ『きっと二人なら全部上手くいくってさ』というのは凄く前向きな、ハッピーな歌詞なんですが全編を通して聴くとこの曲は男女の別れの歌だというのがわかります。

なので後半のこの部分の歌詞は辛くなってしまいます。

一番では相手に惹かれて一緒に夢を叶えたいという願望が表れていると思いました。まだ幸せな日々を過ごしてますね。

二番は完全に彼女のヒモに成り下がり、別れます。別れた後に『安定した日々の退屈が幸せと気付いたよ』と後悔している事が伺えます。

ここの、『幸せと気付いたよ』の部分のギターが凄く好きです。

二番のサビ後に合鍵を返したと表現する事で別れた事を示唆しています。

からの最後の『上手くいくってさ』とつぶやくように歌う部分が別れた虚しさを一層強調しているように感じます。

この曲が評価されたのはキャッチーなメロディは勿論、誰にでもある夢への憧れと現状とのギャップ、恋人との別れを巧みに表現した歌詞が受け入れられたんじゃないでしょうか。

それでは、今日はここまで。

明日で終わりです、最後までよろしくお願いします。

-死ぬまで一生愛されてると思ってたよ

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