世界観

けだものだもの

こんにちは、マスオです。

最近草食系男子とかいう言葉が流行ってますがそれに文句を言っている女性はガツガツきて欲しいから嘆いているのかなぁなんて思います。

実際に興味ない男性からガツガツ来られたら困るんじゃないかなぁ。でもそれが嬉しいのかなぁ、女性の事はオッサンになってもまだわかりません笑。

さて今日は、メジャー4thアルバム『世界観』より『けだものだもの』について語ります。

最初タイトルだけ見た時にカオナシ曲かな?って思ったんですよ。

初めてこの曲を聴いた感じもカオナシぽいというか、クリープの中でも異質な感じというか。

メジャー1stアルバム『死ぬまで一生〜』に収録の『火まつり』みたいな。

御本人達もabemaTVの番組で「気持ち悪い」とおっしゃっており、曲も歌詞も確かに独特な雰囲気を醸し出しているんですが、私は個人的に凄く好きな曲です。

歌詞も独特で、今まで書いていないような感じというか、どちらかというとカオナシぽいんですよね。けだものの悲哀を描いているのか、それを自身の比喩として描いているのか…真意はわかりませんがとにかくちょっと怖い歌詞ですね;^_^A。

でもこの歌詞、言い回しというか言葉遊びはやはり尾崎さんで、読んでいて楽しい、面白い、上手いなぁと思わせる表現の連続なんですよ。

1番のAメロでは口が20個あるというけだものの特徴を描いています、既に怖いです。10個あるのは目でしょうか?でもうるさいって言ってるしなぁ。

このけだものの前に優しくしてくれる人間?が現れるんですよね。

その描写が「「ほど」では済まずに本当に喉から出てきた手をそれでも優しく握り返してくれた手」で読み取れます。

そんな「どんな姿をしていても(いいんだよ)」と言ってくれた相手から差し伸べられた手を握り潰してしまうわけです(もっとエグい表現をするなら○してしまうわけです)。

最後の「人間には程遠い姿の」はけだものの方ではなくて握り潰された相手の描写だと思いました。

そして「死んでね」です。これは一番サビ後の「なんてね」と掛けてるわけですが、

もうめちゃくちゃ怖いです笑。

これを女子中高生が読んでると思ったら更に怖いです(恐らく一番多いファン層?)。

以上が歌詞から読み取れる部分です。

さて、冒頭で少し触れましたがこの曲はもしかしたら自身の事について書いてる歌詞なのかも、と申し上げましたが、
その可能性を勝手に語りたいと思います。

ファンの方、これは私の勝手な言い分なので熱くならないように笑!

けだもの、というのは尾崎さん自身の事で、尾崎さんは自分の事を言いたい事を言いまくっている(口が20個ある)変な声のけだものだと思っている。
そして対峙する人間?の事を一部ファンの比喩として描いているのではないでしょうか?

というのも、尾崎さんは3rdアルバム『一つになれないなら〜』のセールスが思ったより悪く、声の調子も悪くなり一時期クリープハイプを解散しようかとまで思いつめていたらしいです。

その時にネットでは色々と悪口(尾崎さんの事を心配して、という意見も含む)を書かれていたので、そういった相手(「どんな姿をしていても」なんてどの口が言ってるんだろう)に対して一言言いたかったのかなぁ、なんて思いました。

「喉から手が出るほど欲しかった」のはファンじゃないですか?

実際有名になり、沢山ファンが出来て、そのファンが求めるクリープハイプ像を提示した(3rdアルバム)けど、

答えてくれなかったので差し出してくれた手(ファンの期待)を今回握り潰しました(裏切りました)、というのをこの曲で言いたかったんじゃないでしょうか。

はい、只の考え過ぎと言われても言い返す言葉もありません笑。

なのでファンの方、これは私が好き勝手語るだけの、言わばチラシの裏的なブログですから笑!

という予防線を張らせていただきます笑。

おっと、今日はつい語りすぎてしまいましたf^_^;。

それでは、今日はここまで。

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